2014年の日本人の平均寿命は男性 80.5歳 女性 86.8歳 女性は3年連続の世界一 男性も前年の4位から順位を上げ3位になったそうです。
一方 健康寿命ってご存知でしょうか?介護を受けたり寝たきりになったりせずに、自立した日常生活を送ることのできる期間のことです。こちらは 男性 70.4歳 女性 73.6歳
要するに… 男性は10年間 女性は13年間もの長い間「不健康な状態」で過ごさなければならないことになるのです。(あくまでも統計上の話ですが)
健康寿命を如何に延ばすことが出来るか? それは各々の普段の生活の仕方で大きく変わってくるそうです。
先日 千葉県食品製造健康保険組合主催の「健康づくり教室」に参加してきました。その中のお話を少々シェアさせてください。
人間の体力(細胞)は何もしないと20歳をピークに1年間に1%ずつ減っているそうです。
70歳の方は 20歳の若者に比べて50歳分 50%分体力が落ちていると考えられます。
例えば お年寄りがゆっくり歩いているのは足の筋力が落ちて 片足で体重を支えられなくなっているからなのです。そうです 70歳であれば 50%体力がなくなっている訳ですから 両足で片足分の力しか残っていないということです。
では どうすれば健康でいられるかというと…「継続は力なり」なのです。
日本には90歳の短距離世界記録保持者がいらっしゃることをご存知でしょうか? その方は 守田満(みつ)さん WEBで動画が見られますが 地元の子供たちと陸上のトレーニングをしていて…びっくりです!普通にスプリンターの走りなのです!
100mを23.15秒で走る スーパーおばあちゃん
なぜ そんな走りが出来るのかを聞いてみると… そう 毎日走っているからだそうです。
普段の生活の中でも 椅子から立ち上がるときに片足で立ってみるとか 歯磨きをしているときにかかと上げ運動をするとか ほんの些細なことでも続けていれば100歳になってもそれが出来るということなのです。
スポーツの秋 体を動かしやすい季節にもなってきたことですし いきなり過激な運動をすることは逆に体に良くないので 簡単なことからはじめてみてはいかがでしょうか?
そして それを継続することで 100歳になっても片足で椅子から立ち上がることが出来る…なんてことが出来れば シャキッと歩ける100歳おじいちゃん・おばあちゃん…
みなさんも目指してみませんか。
by SAT