先日参加したセミナーで、ある経営者の方から伺った話です
その経営者は、自社の従業員を見て、「なんでうちの従業員は、毎日こんなにしんどそうに仕事をしているのか?」と思ったそうです
ちょうど同じ時期に社内でボーリング大会が開催されたのですが、参加した従業員達はすごく楽しそうでニコニコ笑いながらボーリングをやっている衝撃の光景が・・・
仕事の時はすごく不機嫌な顔をしていたのにボーリングになると何故こんなに楽しそうなのかなと不思議に感じ、その経営者は理由を探ったそうです。
そして、ついにボーリングが楽しい5つの法則を発見!!
1つ目、「目標がハッキリしている」こと。ボーリングは10本のピンを倒すという目標がハッキリしている
2つ目、投げればピンが何本倒れたかすぐにわかる。つまり、結果がわかりやすいこと
3つ目、ボーリングはワイワイしながら自由にできる。自由度が高いこと
4つ目、だんだん上手くなること。ボーリングを楽しくプレイしているうちにだんだん上達する
5つ目、評価されること。ストライクやスペアを取ったら、みんなが拍手してくれる
これはまさに人がやる気になる5つの条件と同じその経営者は、ボーリングを通してこの条件を発見したと満面の笑みで話されていました
そしてこれを職場活性化の条件として転用したそうです。
条件1、目標を明確にする
条件2、長い目標設定ではなく、結果がすぐわかるような短い目標に切り替える
条件3、自由でいろいろな意見交換はできるような場を設ける
条件4、上司が成長過程をきちっと見てあげる
条件5、仲間全員で賞賛する
ボーリングの心理を活用した組織づくり、まさに目から鱗が落ちました。
これからも従業員教育を通して、安心・安全な商品づくりを目指します。
By SAD
参考:「福島正伸と5時間とことん質疑応答セミナー」より