ギリシャの財政危機・・・ 対岸の火事でしょうか!?

ちょっと前の話題ですが…

今年を賑わした 世界経済のニュースの中のひとつに「ギリシャ財政危機」があげられるでしょう。

EU(ヨーロッパ連合)から、税率のアップや年金の見直しを迫られ、追加の借金をして、何とか国が破たんするのを避けられたようですが、まあ会社で言えば倒産ですね。

そんな状態にありながら、半数以上の国民が倹約するのは嫌だとか、もうこれ以上、我慢が出来ないなどと言っているようです。国民性もあるのかもしれませんが・・・

 

江戸末期の話ですが、上杉鷹山(うえすぎ ようざん:江戸時代の大名)が17歳の時に,若くして米沢藩に藩主となったそうです。その時の藩は大赤字を抱えていました。当時の金額でいくらかは知りませんが、絶対に返済は不可能だろうと言われており、幕府に領地を没収される寸前だったそうです。まさに今のギリシャの財政危機の状態ですね。

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そこで鷹山が、藩の財政を立て直すためにやったことは、藩主でありながら、自ら着る着物も絹ではなく麻の着物に変え、大倹約令と行政のコストダウンをはかり、そして絹織物や養蚕などの産業にも力を入れて、50年かけて借金を無くしたそうです。

 

その、上杉鷹山の名言「成せばなる、成さねばならぬ何事も、成さぬは人の成さぬなりけり」

出来そうにない事でも、その気になってやれ通せば必ずできるもの、出来ないのは自分自身の弱さであるという事です。

仕事やそれ以外の事でも行き詰った時には、是非とも思い出したいものです。

 

ちなみに、ギリシャの借金は日本円で43兆円、GDPの115%前後だそうです。

では日本の借金は?というと… 1000兆円、GDPの200%だそうです。

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・・・他人ごとではありませんね。

by IWA

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